販社ニュース 【エコチル調査vol.2】 ​実施場所と期間の長さの問題 2017年06月19日 (月)




なんだか蒸し暑い日が続いていますね(-_-メ)







そんな今日も癒しのお花画像♪















さて、今日は、





連続シリーズの二回目!





【エコチル調査】



vol.2

​~実施場所と期間の長さの問題~






というのをやっていきたいと思います!







前回の記事では、





​エコチル調査ってなんぞや?という話をしました。





簡単に言えば、

 


​化学物質など有害物で子供の身の回りの、



環境が汚染され、アトピーやぜんそく、



様々な健康被害を



引き起こしているかもしれないため、



全国の子供の成長過程(13年間)を調査し、



その謎を解き明かす!






というものです。















前回も書きましたが、





これだけ聞くと、





「なんだ、国も化学物質の怖さ知ってるんじゃん!

シナリーさん、良かったね♪」






と、言われてしまうかもしれませんね。





誠に残念ながら、それは少し早計です・・・





















​なぜかと言えば、第一に、





【実施地域】に問題があるからです。





この地図を見てください。













​全国15箇所のユニットセンターで、





​調査は実施されています。





何か気づきませんか?





「東京都が入ってない…」





そうなんです。

 




一番人口がいる



東京都でやってません!


 






​経済活動も活発なはずの東京。





​化学物質の調査、した方が良くないですか?





「いや、大阪や神奈川入ってるし!」





​そうですね、大阪や神奈川入ってます。





しかし、これまたカラクリで、









実施地域は県全域ではありません。

 


大阪は…

和泉市・岸和田市・貝塚市・熊取町

泉佐野市・田尻市・泉南市・阪南市・岬町




※大阪市が入ってない…





 


神奈川は…

横浜市金沢区・大和市・小田原市




※金沢区は、市の南側で、横須賀市と隣接してます















​わざと人口密度の低いところを





狙って調査しているとしか





思えません。


















​他の箇所でも、このように県庁所在地の自治体で





​行わない箇所がたくさんあります!












​しかし福島県のみ、全域で行われています。





その理由を、電話で問い合わせました!





原発事故の影響があるため、





​県全域で行うことになったようです。






​開始はちょうどあの震災の年でしたからね。















​早計、と言ったのは、





国は、調査はする気はあるが、





本格的に化学物質を





排除しようとする気はない
ということです。





だから、わざと人口の少ない地域で行う。

















​第二の問題点は、





​その【調査期間の長さ】です。





13年間ですよ?





​しかもその後解析し、結果が出るのは





2032年です。





​東京五輪から3つ先の夏季五輪のときです。





リニアなんてとっくに開業しちゃってますよ。





そんなに長く待てますか?





そうこうしている間にも、





​化学物質の汚染は続いています。





人体だけではありません。





​室内空気・日本近海など、





解決しなければならない汚染は





山ほどあります。

















エコチル調査にだけ





頼っているわけにはいきません!





​だからこそ、シナリーは





​どんどん語っていかなくてはならないのです。












次回は



【エコチル調査vol.3】

​~調査の仮説と途中経過~




をお送りいたします!









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