販社ニュース 【エコチル調査vol.3】​調査の仮説と途中経過 2017年06月21日 (水)
今日は夏至!


​しかし残念ながら…


東日本は大雨に見舞われております(+_+)



この黄色い花はこの間晴れている日に撮りました!


さて、今日は

【エコチル調査】

vol.3
​~調査の仮説と途中経過~



をお送り致します!


前回の記事では、


エコチル調査の問題点について


お話ししました。
東京都で実施されてなかったり、

​人口密度の低い地域で実施していたり、

​化学物質の危険性を調べるだけで、

排除する気はない、ということです。

​そして、調査期間の長さ!

​13年間+5年間の解析期間です。

2032年に研究結果が出ます。

しかし、それを待っている間にも、

どんどん化学物質は子供を始め、

多くの女性の肌を脅かしています。










​今日はまず、【調査の仮説】について。


この仮説が元で、調査をしています。


エコチル調査は…
「胎児期から小児期にかけての化学物質曝露を

​はじめとする環境因子が、

妊娠・生殖、先天奇形、精神神経発達、

免疫・アレルギー、代謝・内分泌系等に

影響を与えているのではないか」

​という仮説の解明を目指しています。


(環境省エコチル調査公式ページより引用)


​と、あります。


つまり、母親が身ごもった時点から、


​化学物質の曝露
(ばくろ;さらされるという意味)で


​子供にはどのような影響(障がいや病気)が


​あるのか、それを解明するということです




「化学物質」の定義と含まれる製品
残留性有機汚染物質
​→ダイオキシン類
​プラスチックを燃やすと発生

PCB(ポリ塩化ビフェニル)
タバコの煙、排気ガス、ごみの焼却

​→有機フッ素化合物
界面活性剤・家具・化粧品洗剤・衣類など

難熱剤等
ゴム・繊維・紙等に含まれる、
燃えにくくする物質

重金属(水銀・ヒ素・鉛・カドミウム等)
​→PM2.5・殺虫剤・科学肥料・化粧品など

内分泌かく乱物質
​→環境ホルモンとほぼ同じ。
化粧品・日用品にも含まれる。

VOC(揮発性有機化合物)ベンゼンなど
​→塗料・接着剤・洗浄剤柔軟剤芳香剤など


こんな感じです。


化粧品・洗浄剤・殺虫剤・柔軟剤・芳香剤など…


「それって、身の回りの全部じゃん!」


はい、その通りです。


​それだけ現代日本は、


化学物質と大のお友達なのです。


​どれだけ成長期の子供にダメージを与えるのか?


それを解明しようというのです。










そして、【途中経過】について


現在、わかっていることはほぼありません笑


さることながら、


育児の環境などのアンケートが


ホームページで紹介されていました。


​たとえば、


・親の、
パソコン、ゲーム、携帯電話の平均使用時間
​→「1時間以内」と答えた人が全体の62%

・妊娠時に喫煙をしていたか?
​→喫煙していた人が全体の5%



​などなど、研究成果というよりかは、


成果を導き出すための事実確認、ですね。







​今日でエコチル調査について、


連続更新は終了となります。



また、何か新情報が入り次第、


お伝えしたいと思います!









エコチル調査を調べてみてわかったことは、


研究も大切だけれども、


​すでに蔓延している化学物質の脅威を


とにかく訴えていくことも大切!
ということです。


特に子供の発達障害は、


現場の教員や、親たちも、


以前に比べて確実に増えていると、


気づいています。



先日のNHKの番組でも、


取り上げていました!


発達障害と化学物質の関係について、


来週、取り上げる予定です!









自分はまだ大丈夫、とか考えている人も、


この機会にぜひ、ご自身の生活を


見直してみてはいかがでしょうか?











健康に気を遣うことが、


​最近の流行になりつつありますが、


化学物質を無視して「真の健康」はありません。


そして「真の美」もまた、ありません。








筆者はこれからも、


​シナリーのアドバイザーとして、


​もっとたくさんの人に「事実」を


​知って頂くために頑張ります!


※よろしければ、
下の「参考になった」「素晴らしい」などの、
投票ボタンをクリックしていただけると、
筆者は何よりの励みとなりますので、
何卒よろしくお願い致します!↓
参考になる
24
楽しかった
0
応援する
8
素晴らしい
28
感動した
5