日々の活動、お疲れ様です!
本格的な梅雨空になってきましたね。
どこかのお家の軒先です♪
満開ですね(*^^*)
今日からまた、特集を始めます!
【特集!vol.2-①】
発達障がいという、見えない「カベ」
今回の特集は発達障がいについて。
この前の記事で、
エコチル調査について
取り上げました。
子供は胎盤にいるときから、
ずっと化学物質にさらされ続けています。
それが原因でアレルギーやアトピー、
先天性の障がいなどにも、
影響するのではないか?
ということを解明しようと、
10年単位の計画で、
調査しています。
近頃よく聞く、
「発達障がい」というものが、
この化学物質によって、
引き起こされているのではないか?
これも研究者の間では、
とても有名な話です。
無論、エコチル調査でも、
化学物質と発達障がいの関係も、
視野にいれて研究されています。
「発達障がい」って言葉、
最近やたら聞きませんか?
ニュースや特集番組など、
多く取り上げられています。
よく「目に見えない障がい」と形容されます。
筆者が大学生の頃、
手話・ろう文化を学ぶ部活に入っていました。
ろう者(=聴覚障がい者)の人と
交流したり、お話するうち、
耳が聞こえないことの不便さとは、
パッと見で「障がい」と認識されないことにある、
そう思うようになりました。
例えば、
あなたが誰かの「障がい」を認識するとき、
何か目で見てわかることはないですか?
白状を持っている/眼鏡をかけている
→視覚障がい者
身体の一部が欠損/車いすに乗っている
→身体障がい者
「電車の中で急に叫ぶ」など、
公衆の面前での突発的な行動
→知的障がい者
などなどありますが、
これらの障がいは「目に見え」ます。
しかし、聴覚障がい者は、
補聴器をつけない方の場合、
(あるいは「全ろう」という、
全く耳が聴こえない状態)
その方が障がいを持っているか、そうでないか、
判断しづらいのです。
「目に見えない」障がいとは、
とても理解しづらいし、
社会的には悪く捉えられがちなのです。
たとえば、
後ろから話しかけても、
振り向いてくれない人がいた場合、
「あ、今無視された」と考えがちですが、
「いや、ちょっと待てよ、ろう者かも?」と、
考える人はあまり多くありません。
ろう者は無視したくて
しているわけではありません。
音に反応できないだけのことです。
「発達障がい」も、一昔前までは、
「この子は物覚えが悪い。
勉強が嫌いなのかしら?
それとも面倒だからサボってるの?」
と思われていたり、
「何度も教えてもらった仕事なのに、
なぜ彼女は同じミスばかりするのだろう?」
と呆れられたり、
そのようなことが頻発していました。
中には、文章を読んでも理解できない人や、
話すときにどうしても目を合わせられない人など、
様々な障がいのタイプがあることも、
わかってきました。
しかし、それはパッと見で判断できませんよね。
勉強が苦手だから字が読めないわけではなく、
他人が嫌いだから目を合わさないわけではない。
脳の中の障がいが、
これらの事象を引き起こしている。
そのことをまず知って頂きたいです。
そしてまた、
親御さんや保育士さん、
学校の先生などの教育が悪くて、
そうなったわけではなく、
胎児のときから、絶え間なく浴び続ける、
化学物質によって、
発達障がいが引き起こさているとしたら?
この問題提起こそ、
今回の【特集!】のテーマです。
次回は、
【特集!vol.2-②】
「発達障がいのタイプ」と
「赤ちゃんへのダメージ」
をお送り致します!
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