販社ニュース 【特集!vol.2-③】 発達障がいと化学物質の密接な関係 2017年06月30日 (金)
こんにちはー♪


もう6月も終わりですね・・・





アジサイとユリのコントラストheart



可愛すぎかッ!って感じですね笑







​今日は、

【特集!vol.2-③】

発達障がいと化学物質の密接な関係

​をお送り致します。




前回の記事では、
発達障がいのタイプには

様々あり、

​人によって多種多様だということと、

​赤ちゃんが化学物質から受ける影響は、

計り知れないほど、

危険かつ、全然知られていない


ということをお伝えしましたね。




化学物質の危険性がちゃんと解明されるまで、


どのくらいかかるのでしょう?







1960年代、レイチェル・カーソンという学者が、


著書「沈黙の春」で、


多くの世の中の化学物質が、


環境を汚染していると警鐘を鳴らしました。


​しかしその頃は十分な化学的根拠を


示すことができなかったがゆえに、


誰も耳を傾けようとはしませんでした。








彼女は、農薬などに含まれる、


​かの有名なDDTの危険性を指摘。


​実に50年ほど経った今日、


ようやく、農薬の人体への悪影響が


明らかになったのです。







この話、実に怖いと思いませんか?


科学者は、確信がある研究内容でなければ、


断定してはならないという空気があります。


​化学物質は、実態が良くわからない分、


科学的根拠を示せないことも多い。


しかしだからと言って、


また50年も待っていれば、


​その頃には人体に多くの影響が出た後でしょう。








今を生きる私たちはともかく、


次世代を生きる子供たちはどうなりますか?



自分さえよければいいのでしょうか。


​化学物質が人体や環境に悪影響がある


確実な証拠がないからと言って、


使い続けていいのでしょうか?








​発達障がいと化学物質の関係は、


よくわかっていないのが実情です。


その原因は多数あります。


世の中に化学物質が溢れすぎていて、


​どの物質がどんな悪影響を与えるのか、


判別するのが非常に困難です。


プールにコンタクトレンズを


落としてしまったら、


​見つけるのは難しいのと同じです。








​しかし、わかっているものもあります。


たとえばPCB(ポリ塩化ビフェニル)は、


これを食べた魚を食べたことにより、


知能の低下を招いたとか、


​これを製造する工場の周りにいる子供に、


​学習障害が多く見られた、など、


​危険性が浮き彫りになったものもあります。







また、発達障がいの方は、


化学物質が体内に入るのが、


とても苦手です。



​人工物と必要な物質との区別を


身体が上手くしてくれないからです。


​健常者より、化学物質を蓄積しやすく、


敏感に反応してしまいます。


アレルギー性鼻炎やアトピーなど、


​発達障がいの方に多く見られるのは、


このためだと言われています。







かのレイチェル・カーソンは、


環境問題を世界に知らせる、


先駆け的な存在でした。


​私たちシナリー製品を扱う人間も、


数えきれないくらいある数万種類の


化学物質が、いかに汚染を引き起こしているか、


​しっかりと伝えていくべきだと、


筆者は改めて思いました。





次回は、

【特集!vol.2-④】

発達障がいと社会

​をお送り致します!(7/3の予定)



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