連日荒れ模様の天候。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

今回は久々の
【香りの話題】
vol.6の今回は、
〈香り〉はなぜ脳に効くのか
をお送り致します!
この記事のタイトル、
実はこの本の題名だったりします!

〈香り〉はなぜ脳に効くのか
アロマセラピーと先端医療
塩田清二・著
NHK出版新書
定価\740 + 税
著者の塩田清二先生は、
なんと日本アロマセラピー学会理事長!
我が国の香りの権威・専門家です。
「香りって、要は香水でしょ?
オシャレの一環」
「香りで安らぐとか、
気休めでしょ!(笑)」
なんて思っている方、
いらっしゃいませんか?
特に男性(笑)
筆者も男性なのでその気持ちわかります。
しかし、もはやそんなことは
言ってられなくなってます!
というか、〈香り〉はまやかしとか
言う方が今や古臭いです!
最新の研究で、香りには
様々な効能があり、
何より天然100%の精油には、
身体に良い影響をもたらす成分が、
たくさん含まれていることが、
科学的に証明されています!
理屈っぽい男性諸君も、
れっきとした科学的根拠がありますので、
もうあきらめてください(笑)
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キーワード
”ローズ”
鼻から入ったニオイ成分が、
どのように脳が感知し、
肺から血液に入っていくと、
どんな作用が出るのか?
このあたりの基本的なことから、
この本は切り込んでいきます。
アロマセラピーって
香りを嗅いで身体の調子を
整えるとか、いろいろ効果があるんですが、
クローズアップされたのは
ごく最近のように思ってませんか?
実は日本でも古代から香りの文化は
発達してきました。
ただ、天然の精油というのは、
現代のように人工香料とかがないので、
すべて蒸留法で抽出せねばならず、
とても高価な代物でした。
西洋でも日本でも、
〈香り〉は富と権力の象徴だったのです。
しかし、近年まで研究が活発に
ならなかったのは、
命に直結する研究ではなかったからです。
ガンや他の伝染病などの、
ただちに命の危険がある病気の
研究が最優先だったため、
嗅覚や香りについての深い研究は、
やっとこさ始まったばかりなのです。
この本の前半では、
現在わかっている〈香り〉の最新の
効果・効能や、実際の医療の現場でも
取り入れられそうになっている現状だったり、
知って得する情報が
たくさん盛り込まれております!
筆者が一番興味深かったのは、
ニオイを数値化する装置が、
島津製作所にて開発された、
ということです!
今まではヒトの鼻でしか測れなかった
ニオイの詳細なデータが、
客観的に数値化できるのは、
本当に画期的ですごい技術だと思いました!
~後半に続く~
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