こんにちは!
いつもお疲れ様です!(^^)!

前回に引き続き、今回は
【化粧品驚愕ニュースvol.1】
成分表示偽装の波紋
をお送り致します!
「ジョンマスターオーガニック」という
老舗のオーガニック化粧品会社。
成分表示を偽装していたという疑惑が
波紋を呼んでいます。
自主回収の対象となった商品は、
約1年前に製造された商品。
「成分表示が間違っている」ので、
回収しますということです。
しかし、これには疑問が残ります。
「中身が変わったから、
成分表示も変えなくちゃいけなかったの?
それとも、
中身は変わってなくて、
成分表示だけが間違ってたの?」
実は、公式発表においても、
中身が変わったか変わってないかについては、
言及されていません。
これは、筆者の個人的見解ですが、
ずっと前から植物由来成分100%では
なかったのではないかと思います。
こちらをご覧ください。
1.すべての商品は75~100%オーガニック原料を使用しなくてはならない。
石油由来もしくは環境に配慮していない成分は使用しない。
7.すべての原料はできるだけ生分解性があるものを使用する。
10.合成着色料、合成香料、増量剤不使用。
11.ラウリル硫酸ナトリウム、パラベン、DEA、MEA、TEA 不使用。
ジョンマスターオーガニックのホームページに
書かれていた「12の基準」より抜粋致しました。
これだけ見ると、
「すごいなぁ」と思われるかもしれません。
しかしよく見るとこれ、穴だらけです。
「75~100%オーガニック由来」ってことは、
100%ではないことも示唆しています。
「できるだけ」ということは、
難しそうなら妥協するのか?と疑われます。
「ラウリル硫酸ナトリウム、パラベン」は×
では、
第四級アンモニウム塩や、
ヒノキチオールは、
※化学物質の防腐剤
入れていいの?という事になります。
これらは極端な例ですが、
オーガニック ≠ 天然由来成分100%
ということは、
以前の記事でも書いています↓
【特集!vol.3-②】オーガニックや無添加に潜むワナ
アメリカ生まれのジョンマスターオーガニックは、
もう20年以上の歴史があります。
そんな老舗の化粧品会社が、
急に内容成分を大幅に変えたりなどは、
しないと思います。
あくまで個人的な見解ですが、
先ほどの12の基準を満たせば、
「天然由来成分100%と言ってもいい」
という暗黙の了解があったのでは
ないでしょうか?
筆者が一番怖いと思ったのは、
「消費者は全然気づいてなかった」
という点です。
この騒動の後、
ネット上では「美容業界は欺瞞だらけ」などと
まことしやかに言われるようになりましたが、
まさにその通りなのです。
それゆえに、
シナリーのような「100%脱石油」の
化粧品会社が生まれたのです。
そしてまた、
化粧品・日用品の消費者は、
もっと賢くならなければなりません。
知識だけあっても、
ウソかホントかを見破れなければ、
何も知らないのと一緒です。
●イメージではなく、「実態をつかむ」
●知識ではなく、「正しく理解」
ジョンマスターオーガニックの騒動は、
これを心掛けていくべきだと、
教えてくれたような気がします。
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