販社ニュース 【化粧品驚愕ニュースvol.1-②】成分表示偽装の波紋 2017年10月05日 (木) こんにちは!


いつもお疲れ様です!(^^)!




前回に引き続き、今回は

【化粧品驚愕ニュースvol.1】
​成分表示偽装の波紋


​をお送り致します!



 
「ジョンマスターオーガニック」という

​老舗のオーガニック化粧品会社。

​成分表示を偽装していたという疑惑が

波紋を呼んでいます。







自主回収の対象となった商品は、


​約1年前に製造された商品。



「成分表示が間違っている」ので、


回収しますということです。


しかし、これには疑問が残ります。





 
「中身が変わったから、

成分表示も変えなくちゃいけなかったの?

それとも、

中身は変わってなくて、

​成分表示だけが間違ってたの?」






 
実は、公式発表においても、


​中身が変わったか変わってないかについては、


言及されていません。






これは、筆者の個人的見解ですが、


ずっと前から植物由来成分100%では


なかったのではないかと思います。








こちらをご覧ください。

 
1.すべての商品は75~100%オーガニック原料を使用しなくてはならない。

石油由来もしくは環境に配慮していない成分は使用しない。


7.すべての原料はできるだけ生分解性があるものを使用する。


10.合成着色料、合成香料、増量剤不使用。


11.ラウリル硫酸ナトリウム、パラベン、DEA、MEA、TEA 不使用。


ジョンマスターオーガニックのホームページに


​書かれていた「12の基準」より抜粋致しました。



​これだけ見ると、


「すごいなぁ」と思われるかもしれません。


しかしよく見るとこれ、穴だらけです。






「75~100%オーガニック由来」ってことは、


100%ではないことも示唆しています。






「できるだけ」ということは、


​難しそうなら妥協するのか?と疑われます。





「ラウリル硫酸ナトリウム、パラベン​」×


では、


第四級アンモニウム塩や、


ヒノキチオールは、
​※化学物質の防腐剤


入れていいの?
という事になります。








これらは極端な例ですが、

 
オーガニック ≠ 天然由来成分100%


ということは、


以前の記事でも書いています↓
【特集!vol.3-②】オーガニックや無添加に潜むワナ










アメリカ生まれのジョンマスターオーガニックは、


​もう20年以上の歴史があります。


そんな老舗の化粧品会社が、


急に内容成分を大幅に変えたりなどは、


しないと思います。








あくまで個人的な見解ですが、


先ほどの12の基準を満たせば、


「天然由来成分100%と言ってもいい」


という暗黙の了解があったのでは


ないでしょうか?











​筆者が一番怖いと思ったのは、


「消費者は全然気づいてなかった」


という点です。










この騒動の後、


ネット上では「美容業界は欺瞞だらけ」などと


まことしやかに言われるようになりましたが、


まさにその通りなのです。


それゆえに、


シナリーのような「100%脱石油」の


化粧品会社が生まれたのです。








そしてまた、


化粧品・日用品の消費者は、


​もっと賢くならなければなりません。



 

知識だけあっても、


ウソかホントかを見破れなければ、


何も知らないのと一緒です。

 







 
●イメージではなく、「実態をつかむ」

​●知識ではなく、「正しく理解」








ジョンマスターオーガニックの騒動は、


​これを心掛けていくべきだと、


教えてくれたような気がします。





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