こんにちは!
ついに梅雨が明けてしまいましたね!
近所の公園の花壇で撮影。
ああ、もう夏だ。
今日は、前回に引き続き、
【香りの話題vol.5】
香害-そのニオイから身を守るには-
をお送り致します。
この記事のタイトル、
実はこの本のタイトルなんです。
香害-そのニオイから身を守るには-
著・岡田幹治
出版:(株)金曜日
定価:1400円 + 税
消臭除菌スプレーや芳香柔軟剤は
「いいものだ」「使わなきゃ」と
思う人が増えていることはないでしょうか。
でも「便利そう」「役に立ちそう」「安い」
だけで使った商品はしばしば、
使う人自身や周囲の人の健康を損ねます。
おカネを使って、
実は役に立たないものを買い、
そのうえ健康を損ねるなんて、
ばかばかしいとは思いませんか。
CMに乗せられず、いらないものは
使わないこと、有害な化学物質の入った商品は
買わないこと―――
それが自分や家族の健康を守るだけでなく、
家計に寄与し、さらには地球環境の
改善にも役立つのです。
(香害-そのニオイから身を守るには-
P2~P3から引用)
この本の中では、
”香り”や”消臭”、”除菌”といった、
うたい文句で売られた製品が、
化学物質過敏症(CS)を引き起こす
大きな原因になっていることについて、
詳しく書かれています。
商品名とメーカー名を名指しで掲載、
含まれる成分がとても危険だと、
警鐘を鳴らしています。
化学物質過敏症とは、
英語ではCSとも呼ばれ、
ある種の化学物質、あるいは複数に、
過剰に反応してしまい、
めまいや吐き気、頭痛や倦怠感、
中には寝たきりになってしまう例もある、
恐ろしい病気です。
シックハウス症候群というのが
ありますが、
これも化学物質過敏症の一種です。
シックハウス症候群は、外気を
十分吸えば症状は軽減されますが、
化学物質過敏症は、一度反応すると、
長時間体調不良に陥ります。
アレルギー疾患と似ていますが、
アレルギーとは免疫機能の異常で起こりますが、
化学物質過敏症とは神経系の病気で、
原因物質の種類が極めて多く、
症状も人によって様々です。
なにより、
化学物質過敏症に一度なってしまうと、
完治することはほぼ不可能です。
さらに、気を付けようにも、
化学物質はそこら中に存在するため、
まともな社会生活を送ることが
困難になってしまいます。
筆者が最も気になった点は、
こうした「汚染」から身を守る方法が
紹介されていた箇所です。
▽化粧品類には普通、
着色料・防腐剤・保存料などに加えて
合成界面活性剤が含まれているので、
自分に合うものを探す。
表示を見て(ホルモン攪乱物質の疑いが濃い)
パラベン・オキシベンソン(ベンゾフェノン)・
トリクロサンを含むものは使わない。
香料使用のものも避ける。
(香害-そのニオイから身を守るには-
P162より引用)
という記述がありました。
シナリーを知らなければ、
「自分に合うものを探す」というのは、
砂漠から一本の針を見つけるようなものです。
さらに、パラベンが入ってない製品を
選んだとしても、
残念ながらそれに代わる化学物質が
含まれています。
ゆえに、化粧品業界に逃げ場などない、
ということです。
この条件を満たす化粧品会社がいくつあるのか。
その中でも、シナリーは自信を持って
すすめられます。
なぜなら、
「使わない方が安全」
「使っても害はない」
このような製品はよく見かけます。
しかし、シナリーは
「使った方が有益」
である唯一の製品なのですから。
今回で
【香りの話題】は
またいったん終了し、
次回は
「エコル・アクアクールパウダー」の
製品紹介を始めます♪
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